当院に関するQ&A
当院はどのようなクリニックですか?
大阪本町胃腸内視鏡クリニックは、堺筋本町駅すぐの場所にある内視鏡専門クリニックです。消化器内視鏡専門医による胃カメラ・大腸カメラに力を入れ、消化器病専門医が診察を行っています。
どのような診療内容に対応していますか?
消化器内科全般の診察と、胃カメラ・大腸カメラを中心とした内視鏡検査を行っています。ピロリ菌外来や便秘外来にも対応しています。
当院の特徴を教えてください。
内視鏡専門医による質の高い内視鏡検査、鎮静剤を使用した“楽な内視鏡”、日帰りポリープ切除、完全予約制で待ち時間を抑えた受診体制が特徴です。土曜日も検査しています。また同日に胃カメラと大腸カメラも行っています。
どのような症状で受診を相談できますか?
胃痛、胸やけ、腹部の張り、便秘・下痢、血便、体重減少など、消化器症状全般についてご相談いただけます。
初診時の流れを教えてください。
WEBまたは電話でご予約の上ご来院いただき、問診と診察の後に必要に応じて投薬加療や、内視鏡検査日程を決定します。胃カメラ予約の方は、まず診察を受けていただき、そのあとに胃カメラを行っています。
内視鏡検査は誰が担当しますか?
内視鏡検査は経験豊富な内視鏡専門医が担当し、安全性と精度を重視しています。
胃カメラ検査はどんな検査ですか?
鎮静剤麻酔を使って寝ている間に、5分程度で胃カメラを行っています。口から挿入し、食道・胃・十二指腸の状態を確認します。鎮静剤を使わずに鼻からの胃カメラ検査も可能です。
大腸カメラ検査はどんな検査ですか?
肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体の粘膜を観察します。大腸がん、ポリープ、炎症などを詳細に評価します。またポリープがあればその場で内視鏡的切除することも可能です。
胃カメラと大腸カメラを同日に受けられますか?
はい、同日に胃カメラと大腸カメラの両方を受けられる場合があります。ご希望の方はご相談ください。
鎮静剤を使った検査とはどのようなものですか?
鎮静剤を使用することで、うとうと眠ったような状態で検査を受けられる方法です。苦痛が少なく、初めての方でも安心して受けていただけます。
鼻からの胃カメラには対応していますか?
はい、鼻からの胃カメラにも対応しており、嘔吐反射が起こりにくい検査方法を選べます。
大腸ポリープの日帰り切除は可能ですか?
大腸カメラ中に見つかったポリープは、その場で日帰り切除ができる場合があります。事前診察で詳しく説明します。
大腸カメラの事前診察は必要ですか?
はい。大腸検査を行うためには事前に下剤で便を出し切る必要があります。検査の説明および前処置薬の処方のため、大腸カメラをご希望の方は必ず事前診察が必要です。
当院で行っている専門外来について教えてください。
ピロリ菌専門外来と便秘外来を設置しており、症状に応じて検査と治療を提供しています。
ピロリ菌の検査や除菌治療はできますか?
ピロリ菌検査や除菌治療に対応しています。胃の症状がある場合は胃カメラと併せて相談できます。
便秘で悩んでいますが診察可能ですか?
はい。生活指導から薬物療法まで幅広く対応し、原因に応じて治療方針を提案します。
どんな胃・食道の病気に対応していますか?
逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、食道炎など幅広い食道・胃の病気に対応しています。
どんな大腸の病気に対応していますか?
大腸ポリープ、大腸がん、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患などに対応しています。
症状別に診療内容を調べることはできますか?
はい。ホームページの「症状から探す」「病名から探す」から詳しい内容を確認いただけます。
診療時間を教えてください。
午前は9:00~12:30、午後は16:00~18:30(一部曜日の午後は診察のみ)です。日曜・祝日は休診です。
受付終了時間や来院の目安はありますか?
完全予約制です。診察の方は予定時間に来院ください。内視鏡検査の方は準備のため15分程度前に来院ください。
予約は必要ですか?
当院は完全予約制です。WEB・電話でご予約を受け付けています。
当日受診はできますか?
原則として予約なしの受診はできません。急ぎの場合はお電話でご相談ください。
胃カメラの予約方法を教えてください。
鎮静剤麻酔を使った口からの胃カメラ、または起きた状態で鼻からの胃カメラを行っています。多くの方は、鎮静剤麻酔を使った胃カメラを受けています。診察のうえ検査内容を決定します。
大腸カメラの予約方法を教えてください。
大腸カメラをご希望の場合、まず事前診察をご予約ください。検査説明と下剤の処方を行います。
WEBより「事前診察」の枠で予約が可能です。
初診時に必要な持ち物を教えてください。
マイナンバーカード(マイナ保険証)、紹介状や検査結果があればお持ちください。お薬手帳もご持参ください。
保険証(マイナ保険証・スマホ保険証)の対応について教えてください。
マイナ保険証に対応していますが、スマホ保険証には対応していません。
子どもの受診は可能ですか?
高校生以上の方が診察対象です。小中学生の診察は行っていません。
検査費用の目安を教えてください。
保険3割負担で、胃カメラは約6,000〜15,000円、大腸カメラは約8,000〜30,000円です。
ポリープ切除をした場合の費用を教えてください。
ポリープ切除を行った場合は、病理検査費用も含め数万円の負担となる場合があります。
支払い方法について教えてください。
5,000円以上のお支払いにはクレジットカードが使用できます。5000円未満の方は現金のみになります。
検査前日の食事や注意点はどのように案内されますか?
胃カメラは前日21時までに夕食を済ませて下さい。消化の良いものにして、脂肪分の多い食事は控えて下さい。
大腸カメラは前日21時までに夕食を済ませて下さい。内容は事前の診察で説明します。
服用中の薬がある場合でも検査できますか?
内服薬がある方は事前診察で必ず申告ください。基本的には、検査当日は内服はスキップしてください。
鎮静剤を使用した場合、検査後の運転はできますか?
鎮静剤を使用した場合、当日の車・バイク・自転車の運転はできません。
検査後はどれくらい休む必要がありますか?
検査後はリカバリールームで休んでいただき、意識がはっきりしてからの帰宅となります。(15分から1時間程度の予定)
検査結果はいつ説明されますか?
当日、撮影した画像を見ながら医師が説明します。ピロリ菌や組織検査をした場合は後日の説明となります。
クリニックのアクセス方法を教えてください。
堺筋本町駅から徒歩すぐの立地で、アクセスしやすい場所にあります。
駐車場はありますか?
専用または提携駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
オンライン診療には対応していますか?
オンライン診療に対応しており、受診後のフォローなどに活用できます。
感染対策について教えてください。
換気、消毒、スタッフの体調管理などの感染対策を実施しています。
予約変更やキャンセルは可能ですか?
予約変更やキャンセルは、3日前までならWEBで可能です。2日前からは、直接クリニックまでお電話下さい。
診断書の発行はできますか?
診断書や書類の発行に対応しています。内容に応じて手数料が必要です。
肥満外来の受診は可能ですか?
肥満外来は現在新規受付を停止しています。
未成年の内視鏡検査は可能ですか?
未成年の内視鏡検査については、必ず保護者と相談のうえ事前にご連絡ください。
検査や受診に不安があるのですが相談できますか?
不安な点は診察時や予約時にお気軽にご相談いただけます。
検査の準備が不安です。フォローはありますか?
検査準備が不安な方には、資料や説明を用いて個別に案内します。
検査後の食事や生活の注意点を教えてください。
胃カメラは1~2時間後を目安に飲食可能、大腸カメラ後は内容に応じて制限があります。
大腸カメラで使う下剤について教えてください。
大腸カメラ前には下剤を用いて腸内をきれいにする必要があります。
喉・胸のつかえQ&A
喉のつかえがあるのですが、これは病気ですか?
症状が続く場合、何らかの病気の可能性があります。耳鼻科または消化器内科を受診することをお勧めします。
つかえ感はストレスでも起こりますか?
はい。ストレスによる筋肉の緊張で喉が詰まる感じが出ることがあります。ヒステリー球とも呼ばれます。ただし、他の病気を除外するため、一度診察することをお勧めします。
食べ物が詰まっている感じがします。危険ですか?
本当に詰まっている場合もありますし、食道の動きの問題で詰まった感じを認めることがあります。
症状が続く場合は早めの胃カメラ検査をお勧めします。
逆流性食道炎でも、喉のつかえ感は出ますか?
胃酸が食道やのどに逆流すると、炎症によってつかえ感が起こることがあります。
胃カメラ検査で炎症があるか確認できます。
食道癌の初期症状につかえ感はありますか?
食道癌の初期ではほとんど症状が出ることがありません。進行して食道が狭くなるとつまり感が出ることがあります。
胸の辺りがつかえるのは、心臓の病気ですか?
胸の苦しさ、動悸、息切れを伴う場合は心臓の病気の可能性があります。循環器内科を受診することをお勧めします。
つかえ感があるのに、バリウムでは何も異常がありませんでした。なぜですか?
レントゲンで大きな異常がなくても、食道の運動異常や感覚過敏でつまり感を認めることがあります。
またレントゲンははっきりとした凹凸は分かりますが、炎症や早期の癌などは見つけにくく胃カメラで詳しく観察できます。
つかえがつづく場合、どれくらいの期間続けば受診すべきですか?
1~2週間続く場合や、だんだん症状が悪くなる場合は受診を勧めます。
喉に何か張り付いている感じがあります。病気ですか?
病気があるかは内視鏡検査をしてみないと分からないです。内視鏡で異常がなくても症状が出ることがあり、その場合は投薬加療を行います。
食べ物を飲み込みにくい感じがします。嚥下障害でしょうか?
食べ物が飲み込みにくい場合は、いろいろな病気が考えられます。消化器内科でのどや食道の検査、耳鼻科で喉を見てもらうことをお勧めします。
それでも異常がない場合や嚥下障害が増悪する場合は、脳神経外科で頭部の検査をお勧めすることもあります。
姿勢の悪さでもつかえ感は出ますか?
前傾姿勢の場合はつかえ感が出たりすることがあります。
アレルギーや花粉症でもつかえ感は出ますか?
鼻炎や後鼻漏が喉を刺激し、つかえ感の原因になることがあります。またアレルギー体質の場合、好酸球性食道炎を発症することがあり、それによってつかえ感を感じることがあります。一度胃カメラを受けることをお勧めします。
ピロリ菌が関係することはありますか?
ピロリ菌が直接食道の症状につながることは考えにくいです。ただし胃炎が強い場合にみぞおちの症状が出たり、逆流性食道炎を併発して食道の症状が出ることはあります。
更年期でも喉のつかえ感は起こりやすいですか?
ホルモンバランスの変化で自律神経が乱れ、つかえ感が出ることはあります。
胸のつかえと胸やけは違いますか?
つかえは食べ物などがひっかかっている感じや、狭くなっている感覚です。胸やけは熱い、焼ける感じです。
つかえ感が夜に悪化するのですが、何が原因ですか?
横になると重力の関係で胃酸が食道に逆流しやすくなります。食事をして消化している2~3時間の間は横にならないようにしましょう。
また枕を高くして頭部を高くすることで症状の改善につながることがあります。
検査で異常がない場合、治療はどうなりますか?
逆流性食道炎の薬や、漢方薬の内服治療があります。場合によっては、耳鼻科、婦人科、心療内科の受診を勧めることもあります。
胸やけ・吐き気Q&A
胸やけはどんな病気が原因ですか?
胸やけは、胃酸が食道に逆流する逆流性食道炎が最も多い原因です。ほかにもストレスで食道の知覚過敏で胸やけを感じたり、食道癌で胸やけを起こすこともあります。
吐き気が続くのは、胃の病気ですか?
吐き気は胃の不調で起こることが多いですが、それ以外にもストレスや薬の副作用、胆のうや膵臓の病気などでも起こります。症状が長引く場合は消化器内科の受診をお勧めします。胃カメラやエコー検査などを受けたほうがいいかもしれません。
逆流性食道炎の症状にはどのようなものがありますか?
胸やけ、胃もたれ、げっぷ、喉の違和感や咳が続く場合があります。胸痛として感じる方もいます。
胸やけは放置してはいけないのでしょうか?
胸やけの原因にもよります。逆流性食道炎は自然に収まることもありますが、持続すると食道に炎症がつづき食道癌のリスクになります。症状が続く場合は、早めの受診が大切です。
胸やけがある時に食べないほうが良いものはなんですか?
脂っこいものは消化に時間がかかるため、胃もたれや吐き気を起こすことがあります。そのほかにも胃酸分泌を促進する柑橘類や、コーヒー、アルコールは控えて下さい。
吐き気にきく市販薬はありますか?
吐き気の原因にもよりますので薬局の先生に相談してみましょう。薬局の薬でも症状が改善しない場合は、消化器内科を受診してください。
胸やけと心臓の病気の違いは?
胸焼けは食後に出やすく、逆流や呑酸症状を伴うことがあります。一方、心臓の痛みは胸が締め付けられるような強い痛みが特徴です。ただし鑑別が難しい場合もあるため、異常を感じたら消化器内科または循環器内科を受診してください。
朝になると吐き気が出るのはなぜですか?
夜遅い時間に消化の悪いものを食べた、夕食後すぐに寝た場合、胃の中の消化に時間がかかり胃もたれや吐き気を起こすことがあります。また横になって寝ることで胃から食道へ逆流しやすくなります。
ストレスで胸やけや吐き気は起こりますか?
はい。ストレスで自律神経が乱れると、胃腸の動きにも影響が出ます。胃の動きが落ちると、胃もたれや吐き気、場合によっては胃酸が食道に戻り胸やけ症状が出ることがあります。
胸やけがある時の正しい寝方は?
枕などで上体を少し高くする、左を下にして寝ることで逆流が軽減されることがあります。
胸やけや吐き気に胃カメラは必要ですか?
胸焼けや吐き気が続く場合や、胃もたれが続く場合は、胃カメラで原因を調べておく必要があります。消化器内科を受診ください。
逆流性食道炎は治りますか?
逆流性食道炎の原因の多くは生活習慣の乱れです。生活習慣の改善で症状が改善することもあります。生活習慣の見直しでも改善しない場合には、原因に合わせて投薬加療を行います。
逆流性食道炎の内服治療にはどのようなものがありますか?
原因に応じて様々な薬があります。一般的には制酸剤が処方されます。当院では、そのほかにも原因に応じて、消化管運動促進薬や消化剤、漢方薬なども処方します。
吐き気の原因に胃がんはありますか?
胃がんが進行すると、胃の動きが低下します。それにより食後の胃もたれや、吐き気、食欲低下などの症状が出ることがあります。
食後に胸やけが悪化するのはなぜですか?
食後は胃の中で数時間かけて消化されます。暴飲暴食や早食いなどで胃に負荷をかけると、消化中の食べ物や消化液である胃酸が逆流することがあります。それにより胸やけが悪化することがあります。
胃薬を飲んでも症状が良くならないのですが、どうしたらいいですか?
胸焼けの原因は様々あります。また胃薬にも多くの種類があります。胸やけの原因に応じて、どの胃薬があっているかを診察して処方します。最終的には胃カメラを行うことで、より正確に診断につながります。
胸やけの改善にはどのような生活習慣に気を付けたらいいですか?
一番大事なことは食生活です。暴飲暴食をさけること、早食いを避けること(空気を飲み込む、胃が膨らむ)、食後すぐに横にならないことが大切です。また消化の悪い脂肪分の摂取は控えましょう。
胃痛・みぞおちの痛みQ&A
胃痛の原因は何ですか?
胃炎や胃潰瘍、胃がん、逆流性食道炎、胆石症など原因は様々です。症状が続く場合は消化器内科を受診のうえ、胃カメラやエコー検査をお勧めします。
食後にみぞおちが痛くなるのは、何が原因ですか?
食後の痛みは、胃炎や胃潰瘍、機能性ディスペプシアや逆流性食道炎などが考えられます。2週間以上症状が続く場合は胃カメラ検査をお勧めします。
空腹時に胃がきりきり痛むのは?
空腹時の痛みは十二指腸潰瘍が疑われます。ピロリ菌感染が背景にあることが多く、胃カメラでの確認が推奨されます。その他にもストレスで胃炎を起こし痛みが出ることがあります。
ストレスで胃痛は起こりますか?
はい。ストレスによって胃粘膜が弱り胃炎を起こしたり、自律神経が乱れて胃の痙攣が起きて痛みが出ることがあります。症状が続く場合は一度消化器内科を受診してください。
市販薬を飲んでも治らないのは危険ですか?
市販薬の胃薬には様々な種類がありますが、成分が処方薬に比べて少なく効果が弱いことがあります。また潰瘍やピロリ菌、胃がんなどが隠れている場合があります。症状が続く場合は消化器内科を受診してください。
市販の胃薬でおすすめはありますか?
胃薬には様々な種類があり、胃酸を中和するもの、胃粘膜を保護するもの、消化剤、漢方薬などがあります。原因に応じて使い分けが必要です。薬局の先生に相談してみるのも一つです。
胃痛で早急に受診すべき危険なサインは?
以下の症状がある場合は早めに受診が必要です。
●黒色便(真っ黒いタールのような便)
●激しい痛み
●吐血
●体重減少を伴う
●40歳を超えて初めての症状
脂っこいものを食べてみぞおちが痛くなるのはなぜ?
食後の痛みの原因として胃潰瘍などが考えられます。胃カメラで確認することをお勧めします。その他にも胆石による症状であることも多く、胃カメラで問題がない場合は腹部エコー検査もお勧めします。
朝起きた時に胃が痛いのは何ですか?
夜間の胃酸逆流、十二指腸潰瘍、ストレス性胃炎などが考えられます。特に早朝の痛みは潰瘍でよくみられるため、一度診察・胃カメラをお勧めします。
食欲がなく、みぞおちが重い感じがあります。何ですか?
機能性ディスペプシア、慢性胃炎、胃がんなどが考えられます。原因を調べるためにも、胃カメラでの精査をお勧めします。
胃痛と背中の痛みが同時に起こるのですが、何が原因ですか?
背部痛を伴う場合は、胃潰瘍、膵炎、胆のう炎などが考えられます。機能性ディスペプシアでも症状が出ることがあります。
みぞおちの痛みと心臓は関係ありますか?
はい。胸部・みぞおちの痛みや圧迫感は、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患でも起こります。40歳以降の方、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病を持つ方は早めに循環器内科を受診してください。
暴飲暴食のあとに胃痛が続くのはなぜ?
暴飲暴食をすると胃が過度に膨らみ痛みが出ることがあります。また熱いものや辛いものは食道や胃を傷つけ急性胃炎を起こす可能性があります。症状が2~3日続く場合は消化器内科を受診してください。
繰り返す胃痛はピロリ菌が原因ですか?
繰り返す慢性的な胃痛はピロリ菌が背景にあることが多いです。放置すると胃潰瘍や胃がんのリスクになるため、検査と除菌治療が重要です。
みぞおちの痛みと吐き気があります。胃カメラは必要ですか?
吐き気と上腹部痛は、胃炎、潰瘍、がんでも起こりえます。またピロリ菌が原因であることも多く、40歳以降の方は胃カメラ検査が推奨されます。
お酒を飲んで胃痛になるのはなぜですか?
アルコールによる食道や胃の粘膜の炎症の可能性があります。また胆石や膵炎でも胃痛を認めることがあります。症状が強い場合は消化器内科を受診してください。
鎮痛剤は胃に悪いですか?
ロキソニンなどのNSAIDsは胃粘膜の分泌低下を起こし、胃粘膜障害の原因となります。場合によっては潰瘍を起こすこともあります。薬を継続する必要がある方は主治医と相談し、胃薬を併用することも検討ください。
どれくらい胃痛が続いたら受診すべきですか?
1週間以上症状が改善しない胃痛、繰り返す症状、黒色便がある場合は早めに消化器内科を受診の上、内視鏡検査を受けてください。胃がんの早期発見には胃カメラが最も確実です。
お腹の張りQ&A
お腹の張りが続くのは病気ですか?
お腹の張りが長時間続く場合、胃腸の動きの低下、腸内ガスの増加、便秘、過敏性腸症候群などが考えられます。
2週間以上続く場合は、胃カメラや大腸カメラで原因を調べることをお勧めします。
食後にお腹が張るのはなぜですか?
食後2~3時間は胃が膨らみ消化を促します。また早食いや飲み込みすぎると胃内に空気が溜まり、お腹の張りの原因となります。
消化の悪い脂っこい食事や、炭酸飲料なども原因となります。
便秘とお腹の張りは関係ありますか?
あります。便が腸にたまることで腸内発酵がすすみ大腸ガスが増え、お腹の張りにつながります。
ガスが溜まりやすい体質はありますか?
呑気症(ストレスが原因で空気を飲み込む)、腸内細菌バランスの乱れ、食生活、便秘体質などでガスが溜まりやすいことがあります。
過敏性腸症候群でもお腹は張りますか?
張ります。過敏性腸症候群では腸が敏感になり、少しのガスだまりでも強い張りや痛みを感じやすくなります。
過敏性腸症候群については、こちらの動画を参照ください
お腹の張りに効く市販薬はありますか?
ガスを減らす薬でガスピタンや、整腸剤でお腹の張りが軽減することがあります。ただし改善しない場合は、消化器内科を受診し、原因を調べておくようにしましょう。
食べ物でお腹の張りは改善しますか?
食物繊維、発酵食品、水分摂取が有効な場合があります。また早食いは空気を飲み込むことになるので、ゆっくりよく噛んで食べることが大切です。
また豆類や玉ねぎなどの一部の糖質ではガスが溜まりやすいといわれています。それらの総称をFODMAPといいます。
ストレスでお腹は張りますか?
はい。ストレスで自律神経が乱れると腸の動きが低下し、ガスが溜まったり便秘になることがあります。
また呑気症を起こしたり、腸が過敏になりガスを感じやすくなることもあります。
運動不足もお腹の張りの原因となりますか?
なります。腸の動きが落ちると便やガスが停滞しやすく、お腹の張りが出やすくなります。
また肥満は腹圧を上げる原因となり、ガスの張り感を増悪させる可能性があります。
お腹の張りと大腸がんは関係ありますか?
お腹の張りだけでは判断はできませんが、大腸癌で腸が狭くなるとお腹の張り症状が出ることがあります。
40歳以降でお腹の張りが続く、便が細くなる、血便がある場合は大腸カメラをお勧めします。
食べ過ぎていないのにお腹が張るのはなぜ?
腸内細菌のバランスの乱れ、消化管運動の低下、ガス産生の多い食品の摂取などが考えられます。
症状が続く場合は消化器内科を受診してください。
更年期でもお腹の張りが出ることがありますか?
あります。ホルモンバランスの乱れや代謝の低下で、腸の動きが低下し、便秘やお腹の張りが起こりやすくなります。
お酒でお腹は張るのは普通ですか?
アルコールで胃腸の動きを乱して、ガスを増やすことがあります。アルコールは腸粘膜に炎症を起こし、下痢や腹痛、お腹の張り感を来たすことがあります。
また最近の研究では人工甘味料も腸に炎症を起こすことが分かっており、ノンアルコールでも症状が出ることがあります。
頻繁におならが出るのは病気ですか?
通常でも平均1Lくらいのガスが出るのは普通です。
ただし急にガスが増えた場合や、臭いが強くなった場合は腸内環境の乱れや変化が疑われるので、消化器内科を受診してください。
お腹の張りと下痢が同時におきます。大丈夫ですか?
過敏性腸症候群、腸炎、食当たりなどが考えられます。
症状が続く場合や強い場合は大腸カメラも検討の上、消化器内科を受診してください。
お腹が張って苦しいです。どうしたらいいですか?
ガス溜まりや便秘、胃の排泄遅延などが考えられます。症状が長引く場合は消化器内科を受診してください。
胃カメラや大腸カメラで原因を調べる必要があります。また症状に合わせて投薬加療も検討下さい。
お腹の張りで受診の目安はありますか?
以下の症状がある場合は消化器内科を受診することをお勧めします。
①2週間以上続く
②張りに加えて、腹痛や吐き気
③便に血が混じる、便の色が黒い
④便秘や下痢を繰り返す
血便・便潜血Q&A
血便とはどのような状態ですか?
血便とは、便に赤い血が混じったり、テッシュに血が付着する状態を指します。
鮮やかな血の場合は肛門や大腸からの出血、黒っぽい場合は胃や十二指腸からの出血が疑われます。
血便が出ました。すぐに大腸カメラをした方がいいですか?
血便は、大腸ポリープやがんのほか、痔や炎症性腸疾患など多くの病気で認めます。
原因と考えられる病気によって緊急性が異なるため、一度消化器内科を受診することをお勧めします。
血便と痔の出血の見分け方はありますか?
痔は肛門近くの静脈からの出血です。鮮血が多く、また水面に広がるなど液状を呈します。
一方大腸がんや潰瘍性大腸炎では粘膜からのジワジワとした出血のため、暗赤色でどろっとした出血を呈することがあります。
ただし、症状だけで判断は難しいため、大腸内視鏡検査で確認することが重要です。
血便と大腸癌の見分け方はありますか?
大腸がんでは腫瘍からのジワジワとした出血のため、暗赤色でどろっとした出血を呈します。
痔は肛門近くの静脈からの出血で、鮮血が多く水面に広がります。
ただし、症状だけで判断は難しいため、大腸内視鏡検査が重要です。
便潜血が陽性でした。どんな病気が疑われますか?
便潜血陽性とは、便に血が混じっていることを意味します。大腸がんやポリープ、炎症などで血が混じることがあります。
一番多いのは痔からの出血であり、大腸カメラで問題がないこともあります。
便潜血が陽性でした。大腸がんでしょうか?
便潜血陽性のうち、大腸がんと診断される確率は3%程度です。逆に言えば97%はがんではありません。
大腸がんは40歳を超えると増加しますので、年齢などによって疑われる病気は変わります。
血便が一度だけ出ました。様子を見ても大丈夫でしょうか?
1回だけでも危険な病気が隠れている可能性があります。
特に40歳以降は大腸がんが増えますので、放置せずに消化器内科を受診してください。
黒い便が出てきましたが、これも血便ですか?
黒い便は、胃や十二指腸からの出血で起きることがあります。
血液中の鉄分が胃酸で酸化され黒色に変化します。
緊急性が高いため、早めに胃カメラを受けましょう。
血便があっても痛みがないことはありますか?
はい。大腸がんや大腸ポリープでは出血しても痛みは伴いません。
痛みがないからといって安心してはいけません。
便潜血検査は陰性でしたが、血便が時々あります。なぜですか?
大腸ポリープや大腸がんでも、常に血が出るわけではありません。
便の硬さによって出血が起きたり起きなかったりします。
血便が続く場合は、便潜血が陰性でも大腸カメラを受けるべきです。
血便の原因で最も多いのは何ですか?
日本では痔(いぼ痔や切れ痔)が最も多い原因です。
ただし「痔だろう」と自己判断すると、大腸がんの発見が遅れることがあります。
便潜血が陽性でした。すぐに受診した方がいいでしょうか?
はい。便潜血陽性は大腸カメラが必要なサインです。
特に40歳を超えて一度も大腸カメラを受けていない方は、積極的に検査を受けましょう。
血便が出た時に一緒に起こりやすい症状は?
下痢、腹痛、発熱、貧血などです。
これらを伴う場合は早めの受診が必要です。
血便が続くと貧血になりますか?
はい。大腸がんや炎症性腸疾患では慢性的な出血のため貧血になることがあります。
便潜血検査はどれくらいの確率で大腸がんを見つけられますか?
感度は70%程度といわれています。
小さなポリープは見つけにくいため精度は完璧ではありません。
陽性なら必ず大腸カメラが必要です。
血便があれば若くても大腸カメラを受けるべきですか?
はい。20代・30代でも、潰瘍性大腸炎やクローン病の可能性があります。
血便が続く場合は年齢に関係なく検査が必要です。
便潜血検査と大腸カメラはどちらが精度が高いですか?
精度は圧倒的に大腸内視鏡検査が高いです。
その場でポリープ切除も可能です。
便潜血検査陽性でしたが、痛みもありません。大腸内視鏡検査は必要ですか?
はい。大腸がんやポリープでも症状が出ないことがほとんどです。
必ず大腸カメラを受けましょう。
便潜血検査が2回のうち1回陽性でした。それでも大腸内視鏡検査は必要ですか?
はい。一度でも陽性なら何らかの病気が隠れている可能性があります。
一度大腸カメラを受けることをお勧めします。
便潜血検査が陽性でした。もう一度検査して陰性なら大腸内視鏡検査は不要ですか?
いいえ。一度でも陽性なら病気が隠れている可能性があります。
再検査が陰性でも安心はできません。
必ず大腸カメラを受けてください。
血便が出ました。大阪市内で早めに大腸内視鏡検査できるところはありますか?(森ノ宮)
森ノ宮胃腸内視鏡クリニックは森ノ宮駅前にある内視鏡専門クリニックです。
静脈麻酔を使った痛みの少ない内視鏡検査を行っています。
血便が出ました。大阪市内で早めに大腸内視鏡検査できるところはありますか?(本町)
大阪本町胃腸内視鏡クリニックは堺筋本町駅前にある内視鏡専門クリニックです。
内視鏡専門医が静脈麻酔を使った痛みの少ない検査を行っています。
便の色Q&A
便の色がいつもと違う気がします。何をチェックすべきですか?
便の色・形・におい・頻度・痛みなどを観察します。色だけでなく、黒い便や鮮やかな赤色の便は特に注意が必要なサインです。よく分からなければ、写真を撮って診察でお見せください。
正常な便の色って何色ですか?
健康な便の色は一般的に黄褐色〜茶色です。量は1日バナナ1〜2本分が理想です。
緑色の便が出る原因は?
緑色の便は、葉物野菜や着色料などの食事内容や、消化のスピードが早いことで見られることが多く、必ずしも病気とは限りません。
黒い便が出たらどうすれば良いですか?
鉄剤服用時を除き、黒い便(タール便)は上部消化管(食道・胃・十二指腸)出血の可能性があります。早めの受診と胃カメラ検査をおすすめします。
赤い便は危険ですか?
赤い便の原因には、痔、大腸がん、炎症性腸疾患などの可能性があります。放置せず受診が必要です。出血の状態も診断に有用なため、可能であれば写真を撮影し、診察時に提示してください。
白っぽい便・灰白色の便が出たのですが?
肝臓で作られる胆汁が腸に届いていない可能性があります。肝臓・胆道系の異常が疑われるため、続く場合は血液検査や腹部エコー検査が必要です。
便の色は食事で変わりますか?
はい。着色料、緑黄色野菜、鉄分豊富な食品などにより、一時的に便の色が変わることがあります。例えばイカ墨で黒くなったり、ブルーベリーで紫がかることがあります。
便の色だけで病気がわかりますか?
便の色は病気の手がかりになりますが、形・におい・症状と合わせて総合的に判断する必要があります。便の状態を写真で撮影し、診察の際に提示してください。
どれくらい変化が続いたら受診するべきですか?
通常、口から入ったものは1〜2日で排泄されます。数日〜1週間以上変化が続く、または繰り返す場合、特に他の症状を伴う場合は受診を検討してください。
薬を飲んで便の色が変わることはありますか?
はい。抗生物質、消化薬、鉄剤など一部の薬は便の色に影響を与えることがあります。腹部症状が伴う場合は、早めに主治医へ相談しましょう。
便秘や下痢Q&A
便秘と下痢は同時に起こることがありますか?
はい、便秘と下痢が交互に起こるケースがあります。これは過敏性腸症候群(IBS)などの機能性腸疾患で見られることがあります。
便秘とはどのような状態ですか?
便秘とは、便が腸内にあるのにスッキリと出ない状態と定義されています。ダイエットして便が少ない場合や、3日に1回の排便でもスッキリ出ていれば便秘ではありません。逆に1〜2日に1回排便があっても、残便感がある場合は便秘です。
下痢とはどのような状態ですか?
下痢は軟らかく水っぽい便が頻繁に出る状態で、腸管が過敏に動いていることが多いです。トイレで水面に便が広がり、固まっていない状態を指します。
便秘や下痢の主な原因は何ですか?
食生活の乱れ、ストレス、運動不足、薬の副作用、腸内環境の乱れなどが原因になることがあります。
便秘が続くとどんな症状が出ますか?
硬い便、腹痛、膨満感、残便感がみられ、時には痔などを引き起こすことがあります。
下痢の症状が続くとどうなりますか?
水分や電解質の喪失による脱水、体力低下、腹痛などを引き起こすことがあります。炎症が原因の場合は、発熱や血便を認めることがあります。
便秘と下痢はストレスで悪化しますか?
はい。自律神経が乱れると腸の動きが影響を受け、便秘や下痢が起こりやすくなります。
市販の便秘薬は危険ですか?
市販薬には大きく分けて非刺激性と刺激性の便秘薬があります。刺激性便秘薬は即効性がありますが、腹痛や下痢、耐性の問題があり、常用には注意が必要です。継続使用する場合は非刺激性便秘薬をおすすめします。
便秘と下痢を予防する生活習慣は?
規則正しい生活を心がけ、ストレスを溜めないことが大切です。食物繊維を十分に摂取し、水分補給、適度な運動、十分な睡眠を意識しましょう。
便秘や下痢で受診を考える目安は?
数日改善がなく、腹痛、血便、体重減少などの症状を伴う場合は受診を検討しましょう。
下痢が続く場合はどうしたらいいですか?
脱水に注意し、水分補給を行ってください。症状が長引く場合や、発熱・腹痛・血便がある場合は、早めに受診をおすすめします。
市販の下痢止めは使っていいですか?
下痢の原因によります。ウイルスや細菌性腸炎が疑われる場合は下痢止めは使用せず、整腸剤が適しています。過敏性腸症候群と診断されている場合は下痢止めが有効なことがあります。
薬の副作用で便秘や下痢になることがありますか?
はい。抗生物質、一部の鎮痛薬、降圧薬、精神薬などが腸の動きに影響し、便秘や下痢を引き起こすことがあります。
どのような検査が受けられますか?
当院では詳細な問診のうえ、血液検査、大腸カメラ検査、便培養検査などを行っています。
体重減少Q&A
体重減少とはどのような状態ですか?
体重減少とは、意図せずに体重が減ってしまうことを指します。特に食事や運動に変化がないのに体重が落ちる場合は注意が必要です。6〜12か月で体重の5%以上の減少がある場合は、医療機関への相談を検討します。
体重減少の主な原因は何ですか?
体重減少の原因には、糖尿病、感染症、精神疾患(うつ病、摂食障害)、消化器疾患、腫瘍性疾患など、さまざまな病気が考えられます。
ストレスや生活変化で体重が減ることはありますか?
はい。ストレスや不安、うつ状態などにより食欲が低下し、体重減少につながることがあります。
体重が減るだけでなく疲れやすさもあります。
疲労感やだるさが続く場合は、血液検査で貧血、低血糖、電解質異常などを調べることが重要です。早めに医師へ相談しましょう。
体重減少はどの診療科に相談すべきですか?
まずは内科を受診し、必要に応じて消化器科、内分泌科、婦人科、精神科などの専門医へ紹介されることが多いです。
体重減少時の検査にはどんなものがありますか?
血液検査、尿検査、内視鏡検査、画像検査(CT・超音波検査)などを行い、原因を総合的に調べます。
急に体重が減ってきた場合、すぐ受診した方がいいですか?
はい。急激な体重減少や、腹痛、出血、しこりを触れる、息切れなどの症状がある場合は、できるだけ早く受診してください。
体重減少と同時に下痢や便秘があります。関係ありますか?
はい。炎症性腸疾患、感染症、腫瘍などの消化器疾患が、体重減少や便通異常を引き起こすことがあります。必要に応じて大腸カメラ検査での評価が行われます。
体重減少で心配なサインはありますか?
血便、黒色便、胸やけ、嚥下困難、息切れ、持続する痛みなどを伴う場合は、重篤な病気の可能性があるため、速やかに相談してください。
高齢者の体重減少は特に注意ですか?
はい。高齢者ではがんなどの重い病気が背景にある可能性が高くなります。また、わずかな体重減少でも体力低下や栄養不足につながりやすいため、早めの医療評価が推奨されます。
がん家系Q&A
がんは遺伝するのですか?
がんは環境要因や生活習慣も大きく影響しますが、全体の約5〜10%は遺伝性(家族性がん症候群)に関与する遺伝子変異が原因とされています。多くのがんは遺伝的素因よりも、後天的な要因の影響が大きいと考えられています。
家族にがんの人がいるだけで自分もリスクが高いですか?
家族にがんの方がいること自体は必ずしも遺伝性がんを意味しません。ただし、同じ種類のがんが複数世代で発症している場合や、若い年齢で発症している場合は、遺伝性の可能性が高くなることがあります。
どんな種類の家族性がん症候群がありますか?
代表的なものには、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)、リンチ症候群、家族性大腸腺腫症(FAP)などがあります。
遺伝子検査とは何ですか?
遺伝子検査は、血液などを用いて遺伝子の病的変異を調べ、がんの発症リスクが高いかどうかを確認する検査です。通常は遺伝カウンセリングと併せて行われます。
遺伝子検査は誰が受けるべきですか?
家族内で同じがんが多い場合、若年発症、同じ人に複数のがんが発症している場合など、遺伝性がんの可能性が考えられる方は、医師と相談のうえ検査を検討します。
遺伝子検査の費用は保険適用されますか?
遺伝子検査を実施している医療機関は限られています。一部の検査は保険適用となる場合もありますが、検査内容や病歴によって異なるため、事前に医療機関での確認が必要です。
遺伝性がんと通常のがんの違いは?
通常のがんは後天的に遺伝子変異が起こることが多いのに対し、遺伝性がんは生まれつきの遺伝子変異によって発症リスクが高い体質です。遺伝性がんでは若い年齢で発症する傾向があります。
子どもにも遺伝しますか?
多くの遺伝性がん症候群は常染色体優性遺伝で、変異を持つ親から子どもへ約50%の確率で遺伝する場合があります。
胃がんは遺伝しますか?
胃がんの多くは遺伝よりも、ピロリ菌感染や生活習慣(塩分の摂りすぎ、喫煙など)といった環境要因によって発症します。中でも最も重要なリスク因子はピロリ菌感染です。遺伝性胃がんは全体の数%程度とされています。
大腸がんは遺伝しますか?
大腸がんのうち、明確な遺伝的原因によるものは約5%とされています。ただし、特定の遺伝子変異が見つからなくても、家族に患者がいることでリスクが高まる「家族集積性」を含めると、約20〜30%に遺伝的背景が関与していると考えられています。一方で約70%は家族歴と関係なく発症します。
食道がんは遺伝しますか?
食道がんが直接遺伝することは稀です。日本人に多い食道扁平上皮がんでは、飲酒や喫煙といった生活習慣に、遺伝的体質が強く影響します。特にアルコールを分解する酵素(ALDH2)の働きが弱い体質は、食道がんの重要な遺伝的リスク因子とされています。
胃カメラQ&A
胃カメラではどんな病気が分かりますか?
胃カメラでは、胃がん、食道がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、ピロリ菌感染、胃ポリープなどが分かります。早期胃がんの発見にも優れており、症状がなくても40代から定期的な検査がおすすめです。
胃カメラは苦しくないですか?
当院では鎮静剤を使用した、寝ている間に終わる苦痛の少ない胃カメラを行っています。「寝ている間に楽に終わった」という口コミも多くいただいています。
鼻からと口からと、どちらの胃カメラが楽ですか?
経鼻内視鏡は嘔吐反射が起こりにくく、一般的には口からの胃カメラより楽とされています。ただし喉の違和感は残るため、最も楽なのは鎮静剤を使用して寝ている間に行う方法です。
鎮静剤は寝る薬ですか?
鎮静剤は麻酔薬ではなく、うとうとする状態にする薬です。効果には個人差がありますが、当院では体格や体調に合わせて量を調整し、多くの方が寝ている間に検査を終えています。
鎮静剤は怖くないですか?
鎮静剤により血圧低下や呼吸が浅くなることがありますが、当院ではモニター管理を行い、過去の検査データも参考にしながら安全に配慮しています。
鎮静剤無しで胃カメラは出来ますか?
はい。患者さんの希望に合わせて、鎮静剤を使わない胃カメラも行っています。詳しくは診察時にご相談ください。
胃痛や胸やけがある場合、胃カメラを受けたほうがいいですか?
はい。胃痛、みぞおちの痛み、胸やけ、食道のつかえ感は胃炎や逆流性食道炎の可能性があります。症状が続く場合は胃カメラをおすすめします。
バリウム検査で「要精密検査」と書かれました。胃カメラは必要ですか?
はい。バリウム検査で異常を指摘された場合、確定診断には胃カメラによる精密検査が必要です。
バリウムで慢性胃炎と指摘されました。胃カメラが必要ですか?
はい。慢性胃炎は胃がんのリスクがあるため胃カメラ検査が必要です。原因の多くはピロリ菌ですので、検査と必要に応じた除菌治療を行いましょう。
バリウムで透亮像と指摘されました。胃カメラが必要ですか?
透亮像の多くは、胃ポリープです。胃ポリープは経過観察していいものと、詳しくみておいた方がいいものがあります。要精密検査と書かれていれば、胃カメラを受けて下さい。
胃カメラを受けたら、胃バリウム検査は要りませんか?
はい。胃カメラで精密検査を行った場合、胃バリウム検査は不要です。
胃カメラの前日は何時まで食べても大丈夫ですか?
前日の夕食は21時までに済ませてください。脂っこい食事や消化の悪いものは控えましょう。
胃カメラの当日は、絶食絶飲ですか?
胃カメラの当日は固形食はやめて下さい。水分は水またはお茶は構いません。牛乳やコーヒーなどは控えて下さい。
鎮静剤を使った胃カメラのあとは車を運転できますか?
できません。鎮静剤の影響が残る可能性があるため、検査当日の車・バイク・自転車の運転は控えてください。
ピロリ菌は胃カメラで調べられますか?
“はい。胃カメラで組織を採取することで検査が出来ます。ただし胃薬(胃酸を抑える薬)を飲んでいると、胃カメラでは検査が出来ません。
鎮静剤を使った胃カメラのあとは車を運転できますか?
できません。鎮静剤の影響が残る可能性があるため、検査当日の車・バイク・自転車の運転は控えてください。
ピロリ菌の除菌は出来ますか?
はい。当院ではピロリ学会認定医によるピロリ専門外来を行っています。
胃カメラは保険で受けられますか?
症状がある場合や、他の検査で異常がある場合は保険が適応されます。症状がなく健診目的の場合は、保険適応外となり自費検査になります。
初めての胃カメラで不安です。胃カメラは痛くはないですか?
胃カメラは嘔吐反射が出るとつらいと感じることがありますが、当院では鎮静剤を使い、寝ている間に「痛みがほとんどない胃カメラ」を行っています。検査は内視鏡専門医が担当し、経験豊富な医師ができるだけスピーディーに行います。
胃カメラの時間は何分くらいですか?
胃カメラは5~10分程度で終了します。
胃カメラ後に食事はいつから可能ですか?
胃カメラ後は1~2時間後から食事が可能です。のどに麻酔をするため、検査後1時間は飲食を控えてください。組織検査を行った場合は、2時間後からの開始を指示しています。
胃カメラと大腸カメラを同じ日に行えますか?
はい。当院では胃カメラと大腸カメラの同日検査が可能です。ただし、大腸カメラのためには事前診察で前処置薬(下剤など)を受け取る必要があります。
若くても胃カメラを受けたほうがいいですか?
20代でもピロリ菌感染、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などが起こることがあります。胃もたれ、胃痛、吐き気などの症状がある場合は胃カメラ検査をおすすめします。
胃がんの早期発見には胃カメラがいいのですか?
はい。胃がんの早期発見には胃カメラが非常に有効です。胃バリウム検査では早期発見が困難な場合があります。
検査当日でも胃カメラ予約できますか?
予約状況によりますが、当日胃カメラにも対応しています。まずはお電話または公式LINEよりお問い合わせください。当日の朝食は抜いてきてください。
大阪本町で胃カメラが出来るクリニックを探しています。
大阪本町胃腸内視鏡クリニックは、堺筋本町駅すぐの内視鏡専門クリニックです。鎮静剤を使った苦痛の少ない胃カメラを行っており、内視鏡専門医・消化器専門医が検査と診察を担当しています。
大阪市中央区で胃カメラが出来るクリニックを探しています。
大阪本町胃腸内視鏡クリニックは、堺筋本町駅すぐの内視鏡専門クリニックです。鎮静剤を使った苦痛の少ない胃カメラを行っており、内視鏡専門医・消化器専門医が対応しています。
胃カメラの担当医師を指定できますか?
医師の指定はできません。
胃カメラはどれくらいの頻度で受けるべきですか?
ピロリ菌に感染している方(治療後を含む)は年1回、未感染の方は3年に1回程度をおすすめしています。内視鏡所見によりフォロー間隔が変わるため、詳しくは診察時にご相談ください。
大腸カメラQ&A
大腸カメラは痛いですか?
多くの方が痛みを心配されますが、当院では鎮静剤麻酔や鎮痛剤を使用し、できるだけ痛みが少なくなるように検査しています。大腸の長さやねじれ、癒着の有無、薬剤の効き方には個人差がありますが、鎮静剤や鎮痛剤を使用した方が楽に検査を受けられる方が多いです。「痛みの少ない大腸カメラ」をご希望の方は、診察時にご相談ください。
大腸カメラの検査時間はどれくらいですか?
通常、挿入から観察・処置(ポリープ切除を含む)まで10~20分程度です。当院では経験豊富な内視鏡専門医が検査を担当しています。
検査当日はどれくらいの時間がかかりますか?
通常は朝から下剤を服用し、腸がきれいになった後、10~12時頃に検査を行います。鎮静剤を使用した場合は、検査後しばらく休んでいただき、12~13時頃に結果説明を行い帰宅となります。
検査後は仕事は出来ますか?
大腸内視鏡検査では多くの方が鎮静剤を使用します。鎮静剤の影響で検査後にぼーっとすることがあります。午後から仕事は可能ですが、営業職など人との約束が多い仕事や、体力を使う仕事は控えるようにしてください。
日帰りで大腸ポリープは切除できますか?
はい。当院では日帰りでの大腸ポリープ切除に対応しています。ただし、ポリープが大きい場合は術後合併症のリスクを考慮し、入院設備のある病院をご紹介することがあります。
検査前日は何を食べたらいいのですか?
消化の良い食事(タンパク質や炭水化物)を摂取してください。食物繊維の多い野菜やきのこ類、脂っこい食事は控えてください。
大腸カメラの流れの動画はコチラ→ https://youtu.be/rokmY_b2_O0
下剤はどんなものですか?
大腸検査では腸内の便をすべて出し切る必要があるため、下剤(腸管洗浄剤)を服用します。当院ではサルプレップ480mlを採用しています。通常1~2Lの下剤を飲む病院が多い中、当院では少量の下剤で検査が可能です。
大腸カメラは何歳から受けるべきですか?
大腸がんのリスクが高くなる40歳以上の方は、一度大腸カメラを受けておくことをおすすめします。便潜血検査陽性、血便や腹痛がある方、家族歴がある方は、より早めの検査をおすすめします。
便潜血検査が陽性でした。必ず大腸カメラが必要ですか?
便潜血検査が陽性の場合は、精密検査として大腸カメラを受けてください。約3割の方に大腸ポリープや大腸がんが見つかると報告されています。1年以内に大腸カメラを受けている場合は、必要性について検査医にご相談ください。
血便があります。すぐに大腸カメラを受けるべきですか?
血便の状態によって考えられる病気は異なり、大腸カメラの必要性や実施時期も変わります。自己判断せず、早めに消化器内科を受診してください。
大腸カメラの費用は?
保険適用(3割負担)の場合、観察のみで約5,000円程度です。大腸ポリープを切除した場合は、10,000~25,000円程度となります。費用はポリープの数・大きさ・部位によって変動します。
大腸カメラの費用について詳しくはコチラ→ https://www.morinomiya-naishikyo.com/fee/
鎮静剤を使わずに大腸カメラを受けることはできますか?
はい、可能です。事前の診察時にご希望をお伝えください。
大腸カメラは事前に診察が必要ですか?
はい。大腸検査では事前に下剤を使用して便をすべて出す必要があります。その下剤の処方や、検査目的・注意点の説明および同意のため、事前診察が必要です。
大腸内視鏡検査後は、車の運転は出来ますか?
鎮静剤を使用した場合、検査当日の車・バイク・自転車の運転は禁止です。
ポリープ切除後は、いつから食事が出来ますか?
当院では午前中に内視鏡検査を行っており、検査終了後は昼食から摂取可能です。当日は辛い物などの刺激物は控えてください。また、1週間は禁酒をお願いします。
大腸内視鏡検査で、普段飲んでいる薬は服用していいのですか?
基本的には、検査当日の朝の内服は中止してください。血液をサラサラにする薬を服用中の方は、事前に処方医へ必ずご確認ください。
透析していますが、大腸カメラは受けることが出来ますか?
当院では、透析を受けている方の大腸内視鏡検査は行っていません。下剤による水分管理に厳重な注意が必要となるためです。
大腸カメラで大腸がんは予防できますか?
はい。大腸がんは、前がん病変である大腸ポリープ(腺腫)の段階で切除することで、ほぼ予防が可能です。検査と同時にポリープ切除ができることが、大腸カメラの大きなメリットです。
大腸カメラ後にお腹は張りませんか?
当院では検査中に炭酸ガス送気を使用しており、検査後のお腹の張りや痛みを軽減しています。炭酸ガスは腸管への吸収が早く、不快感が残りにくいのが特徴です。
他の病院で大腸カメラが難しいと言われました。検査を受けることは可能ですか?
腸が長い方や癒着が強い方では挿入が困難な場合があります。状況によっては高次医療機関をご紹介することがありますが、当院では経験豊富な内視鏡専門医が検査を担当しています。
生理中でも大腸カメラは出来ますか?
はい、生理中でも検査は可能です。念のため、検査後に使用する替えのナプキンをご持参ください。
大腸ポリープがあれば必ず切除しますか?
すべてのポリープが切除対象になるわけではありません。大きさや形、表面構造などから悪性化リスクを判断し、必要なもののみ切除します。
ピロリ菌Q&A
ピロリ菌とは何ですか?
ピロリ菌は主に幼少期に感染し、胃の粘膜に住み着く細菌です。慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんの原因となります。自然に体外へ排泄されることはほとんどなく、除菌治療が必要です。
ピロリ菌に感染すると、どのような症状が出ますか?
多くの場合は無症状です。胃炎が進行すると、胃もたれ、胃痛、食欲低下、貧血などの症状が現れることがあります。
ピロリ菌が貧血の原因になりますか?
はい。ピロリ菌感染により胃炎が進行すると胃酸分泌が低下します。胃酸が少ないと鉄分の吸収が悪くなり、貧血を引き起こすことがあります。
ピロリ菌がいると胃がんになりやすいですか?
はい。ピロリ菌は胃がんの原因の約95%を占めるといわれています。除菌治療を行うことで、胃がんのリスクを低下させることができます。
ピロリ菌はどのように感染しますか?
主に口から感染する「経口感染」と考えられています。感染経路は明確ではありませんが、以前は井戸水が原因とされ、現在では幼少期の口移しなどによる感染が指摘されています。
親がピロリ菌に感染していました。私も感染していますか?
必ず感染しているわけではありませんが、一般の方より感染している可能性は高くなります。20歳を過ぎたら、一度はピロリ菌検査を受けておくことをおすすめします。
子供もピロリ菌の検査を受けたほうがいいですか?
ピロリ菌検査では通常、胃カメラが必要です。また、ピロリ菌の除菌治療は16歳以上で保険適用となります。当院では、20歳を超えてから検査を受けることをおすすめしています。
ピロリ菌の検査はどうやって行いますか?
当院では、尿素呼気試験、便中抗原検査、血液抗体検査、胃カメラによるウレアーゼ法を行っています。それぞれにメリット・デメリットがあり、患者さんの状況に応じて使い分けます。
ピロリ菌は胃カメラで分かりますか?
はい。胃カメラで胃の組織を採取し、試薬につけることでピロリ菌の有無を判定します(ウレアーゼ法)。ただし、制酸剤を服用中の場合は偽陰性となる可能性があり、正確な検査ができないことがあります。
どんな人がピロリ菌検査を受けるべきですか?
胃カメラや胃バリウム検査で萎縮性胃炎を指摘された方、胃痛や胃もたれが続く方、過去に胃・十二指腸潰瘍を経験した方、家族に胃がんの方がいる場合は、ピロリ菌検査をおすすめします。
ピロリ菌陽性と指摘されました。どうしたらいいですか?
まず胃カメラを受け、胃炎や胃がんの有無を確認する必要があります。胃がんがないことを確認したうえで、除菌治療を行います。血液検査で抗体陽性と指摘された場合は、偽陽性の可能性もあるため注意が必要です。
ピロリ菌の除菌治療はどのようなものですか?
2種類の抗生剤と胃薬を、1日2回(朝と夕)1週間内服します。
ピロリ菌は除菌治療でなくなりますか?
1回目の治療で8割の方が除菌に成功します。失敗した方には2次除菌があり、同じく8割が除菌に成功します。
ピロリ菌を放置するとどうなりますか?
ピロリ菌は自然に消滅することはほとんどありません。放置すると慢性胃炎がひどくなり、胃がんのリスクにつながります。除菌治療を強く勧めます。
ピロリ菌治療は保険適応ですか?
1次除菌または2次除菌は保険が適応されます。3次除菌以降、またはそのほかの薬剤を使った治療は保険が適応されず、自費治療になります。
当院ではピロリ菌学会認定医が、責任をもって自費診療を行っています。
ピロリ菌治療前に胃カメラは必要ですか?
はい。胃カメラで胃がんがないことを確認する必要があります。胃バリウム検査では代用できません。
胃カメラをせずに治療することは保険で認められておらず、自費治療となります。
ペニシリンアレルギーがあるのですが、除菌治療できますか?
ペニシリンアレルギーの方は、保険適応である1次・2次除菌はできません。自費診療でペニシリンを使わない治療法があります。
当院ではピロリ菌学会認定医が、責任をもって自費治療を行っています。
ピロリ菌の除菌薬の副作用はありますか?
下痢、腹痛、味覚障害、発疹などの副作用が出ることがあります。
薬によるアレルギーがある方は、主治医に相談してください。
除菌に成功したか、どうやって分かりますか?
除菌治療後1~6か月後に、尿素呼気試験または便中抗原検査で判定を行います。
除菌に成功したら、胃がんにはならないのですか?
いいえ。ピロリ菌は2~5歳で感染しており、除菌治療までに慢性胃炎が起きています。
除菌により胃がんリスクは低下しますが、ゼロにはなりません。年に1回の定期的な胃カメラが必要です。
当院では鎮静剤を使って、寝ている間に胃カメラ検査を行えます。
ピロリ菌は再感染しますか?
再感染率は年率0.2%程度といわれており、ほとんど再感染はしません。
ただし、糖尿病や抗がん剤治療などで免疫力が低下している場合は、再感染の可能性が高くなります。
除菌したら、萎縮性胃炎は治りますか?
除菌に成功しても、萎縮した粘膜が元に戻ることはありません。ただし、除菌により萎縮性胃炎の進行を抑えることができます。
除菌したのに、血液検査でピロリ菌が陽性といわれました。なぜですか?
ピロリ菌の血液検査は抗体量を測定します。一度感染すると体内に抗体が残るため、除菌後も陽性と判定されます。
除菌後の判定に血液検査は適していません。
ABC検診とはなんですか?
血液検査で、ピロリ抗体と胃炎の有無を調べる検査です。A~Dまでの判定があり、Aはピロリ菌感染がなく胃炎もない状態と推定されます。
B判定以上の方は、除菌治療や胃カメラについて消化器内科を受診してください。
ピロリ菌の有無は胃カメラで分かりますか?
胃カメラでは、萎縮性胃炎や活動性胃炎などの所見から、ピロリ菌の有無をある程度推測できます。
ただし確定診断には、ウレアーゼ法などの検査が重要です。
胃がんQ&A
胃がんの初期症状はありますか?
実は「初期の胃がん」というのは定義上ありません。「早期胃がん」の場合は、ほとんど症状がありません。
進行すると胃もたれ、吐き気、胃痛、食欲低下などの症状が出ることがあります。
早期胃がんの発見には、胃カメラ(内視鏡検査)が最も有効です。
胃がんの原因は何ですか?
胃がんの原因のほとんどはピロリ菌です。そのほか、喫煙、塩分の多い食事、遺伝的素因などがあげられます。
胃がん家系で心配です。
胃がんの原因のほとんどはピロリ菌です。胃がん遺伝子というものはなく、ピロリ菌が家庭内感染を起こし、家族内で胃がんが多くみられる可能性が考えられます。
一度胃カメラを行い、ピロリ菌がいないか調べておくことをお勧めします。
胃がんは何歳から増えますか?
一般的に、胃がんは40歳を過ぎるとリスクが高くなります。40歳以降は、一度は胃カメラを受けておくと安心です。
胃がんは若くてもなりますか?
一般的には、胃がんは40歳を過ぎるとリスクが高くなります。
ただし、稀に20代でも胃がんに罹患することがあります。スキルス胃がんでは、若くして進行することがあります。気になる症状があれば、若くても胃カメラを受けておくことをお勧めします。
胃がんはピロリ菌を除菌すれば予防できますか?
ピロリ菌を除菌することで、胃がんの発生リスクを1/2~1/3に低下させるという報告があります。できるだけ早期に、胃炎が進行していない段階で除菌することが重要です。
ただし、完全に予防できるわけではありませんので、除菌後も定期的に胃カメラを受けましょう。
ピロリ菌除菌後も胃がんになりますか?
はい。除菌後も胃がんのリスクはゼロにはなりません。年に1回の胃カメラが重要です。
胃がんになりやすい人の特徴は?
ピロリ菌に感染している方です。そのほか、喫煙者や塩分の多い食生活の方は、胃がんリスクが高くなります。
胃がんは胃カメラで確実に見つかりますか?
胃カメラは、胃がんの発見率が最も高い検査です。気になる部位があれば、生検(組織検査)を行い、確実な診断を行います。
胃がんと逆流性食道炎の症状は違いますか?
逆流性食道炎では、胸やけや呑酸症状を認めることがあります。胃がんによって逆流性食道炎をきたすこともあり、両者を症状だけで区別することはできません。
症状が長引く場合は、胃カメラ検査をお勧めします。
胃がんに特有な症状はありますか?
胃がんに特有な症状はありません。診断のためには胃カメラ検査が必要です。
吐き気と体重減少があります。胃がんでしょうか?
胃がんに特有な症状はありません。症状だけで判断することはできず、診断のためには胃カメラ検査が必要です。
胃痛があると胃がんの可能性がありますか?
胃痛の多くは、胃炎や機能性ディスペプシアによるものですが、胃がんが原因で起こる可能性もあります。
最近始まった胃痛、40歳を超えてから出現した症状、体重減少を伴う場合は、胃がんの可能性があるため、早めの胃カメラをお勧めします。
バリウム検査と胃カメラは、どちらが胃がんに有効ですか?
胃がんの発見率・診断精度は、胃カメラが圧倒的に優れています。
早期胃がんは治療できますか?
早期胃がんであれば、内視鏡治療で治癒する可能性が高くなります。開腹手術が不要な場合もあります。
胃がん検診は、どれくらいの頻度で受けるべきですか?
胃がん検診は、40歳を超えたら年1回のバリウム検査、自治体によっては50歳を超えたら2年に1回の胃カメラ検査が行われています。
ただし、ピロリ菌感染歴がある方(除菌後も含む)は胃がんリスクが高いため、検診ではなく、年1回の保険診療での胃カメラを受けてください。
胃がんのステージはどのように決まりますか?
ステージとは「がんの広がり」を示すものです。胃カメラだけではステージは決まりません。
CT検査や腹部エコー検査などで全身評価を行い、総合的にステージを決定します。
胃がんの原因のピロリ菌はどうやって調べますか?
ピロリ菌の検査には、胃カメラを使って調べる方法と、胃カメラを使わない方法があります。
胃カメラを使わない検査には、血液抗体検査、便抗原検査、尿素呼気試験などがあります。これらは自費検査となります。
胃がんは予防できますか?
完全に予防することはできませんが、ピロリ菌を除菌することで胃がんリスクを下げることは可能です。
できるだけ若いうちに、胃炎が進行する前に除菌しておくことが重要です。
大腸がんQ&A
大腸がんの初期症状はありますか?
実は「初期」の大腸がんという定義はありません。「早期」大腸がんとは、がん細胞が粘膜表面にとどまっている状態を指し、この場合はほとんど症状が出ることはありません。
大腸がんが進行すると、血便、お腹の張り、残便感、便が細くなるなどの症状が出てきます。
血便があると大腸がんですか?
血便の原因には、痔、腸炎、大腸ポリープ、大腸がんなどがあります。
40歳を超えて血便が出た場合は、一度は大腸カメラを受けておくことをお勧めします。
下痢がつづきます。大腸がんの可能性はありますか?
大腸がんでも、下痢や便回数の増加が起こることがあります。症状が1~2週間続く場合は、消化器内科を受診してください。
便が細くなるのは、大腸がんのサインですか?
大腸がんで腸が狭くなると、便が細くなることがあります。40歳を超えて便が細くなってきた場合は、大腸カメラを受けておくことをお勧めします。
大腸がんは何歳から増えますか?
50歳以上で増えますが、近年は30~40代でも増加しています。
40歳を過ぎたら、一度大腸カメラを受けておくことをお勧めします。
大腸がんでも痛みが全くないことはありますか?
あります。早期の大腸がんではほとんど症状がありません。
また腸粘膜には痛みを感じる神経がないため、腫瘍そのものによって痛みが出ることはほとんどありません。
大腸がん検診はどのようなものですか?
一般的な大腸がん検診は、便潜血検査(便に血が混じっていないかを調べる検査)が基本です。2日に分けて検査を行います。
なお、1日でも陽性であれば異常と判断され、大腸カメラによる精密検査が必要です。
症状がなくても便潜血検査は受けたほうがいいですか?
はい。便潜血検査は、40歳を超えたら年に1回受けることが推奨されています。
大腸がんでも約半数は無症状のため、定期的な検診が重要です。
なお、検診は「症状がない方」が対象です。症状がある場合は、検診ではなく保険診療での受診が必要です。
便潜血検査が陽性でした。大腸がんの可能性はありますか?
便潜血検査陽性の方のうち、約3%で大腸がんが発見されるという報告があります。
便潜血検査が陰性なら大腸がんはありませんか?
いいえ。大腸がんでも出血していない場合は、便潜血検査が陰性となることがあります。
ただし、定期的に便潜血検査を受けることで早期発見につながり、大腸がんによる死亡率を下げる効果があります。
大腸がんの原因はありますか?
大腸がんの多くは、腺腫と呼ばれる良性ポリープが原因です。
腺腫ができる明確な原因は分かっていませんが、喫煙、肥満、食物繊維不足、赤身肉の摂りすぎなどは大腸がんのリスクを高めるとされています。
大腸がんは予防できますか?
大腸ポリープを大腸カメラで切除することが、最も効果的な予防法です。90%予防できるという報告があります。
ポリープ切除術が大腸がん予防につながります。食生活や運動も大切ですが、予防効果には限界があります。
家族に大腸がんがいるとリスクは高いですか?
はい。1親等(親・兄弟)に大腸がんがある場合、リスクは2~3倍に上昇します。
40歳未満でも、早めの大腸カメラを推奨します。
大腸がんと大腸ポリープの違いは?
大腸ポリープとは、粘膜が出っ張った形態を指します。
一方、大腸がんは組織学的にがん細胞を認めたものです。
大腸ポリープが大きくなると、大腸がんになる可能性が高くなります。
大腸がんは大腸カメラで見つかりますか?
はい。大腸カメラは最も精度が高く、大腸がんを早期発見できる検査です。
また、組織検査を行うことで大腸がんの確定診断が可能です。
大腸カメラ以外で、大腸がんは見つけられないのですか?
はい。大腸がんの最終的な診断ができるのは大腸内視鏡検査のみです。
CTや腫瘍マーカーでは、大腸がんの確定診断はできません。
腫瘍マーカーで、大腸がんは分かりますか?
分かりません。大腸がんに特異的な腫瘍マーカーはなく、大腸がんでも腫瘍マーカーが陰性となることがあります。
逆に、腫瘍マーカーが陰性でも、大腸がんを含めてがんが存在しないとは限りません。
大腸がんの治療法は?
大腸がんの治療は、がんの広がりやステージによって異なります。
内視鏡治療、外科手術、抗がん剤治療、放射線治療などがあります。
治療方針はガイドラインで定められており、全国でほぼ統一された治療が行われています。
大腸がんは早期で発見されれば治りますか?
はい。早期大腸がんであれば、内視鏡治療のみで完治します。予後も非常に良好です。
大腸がんと診断されました。治りますか?
ステージによって異なりますが、早期に発見できれば完治を目指せる病気です。
大腸がんの5年生存率は、ステージⅠで約94%、一方ステージⅣでは約19%まで低下します。
早期発見が非常に重要です。
大腸がんの手術で人工肛門になりますか?
直腸で肛門に近い部位にがんがある場合、人工肛門が必要になることがあります。
ただし近年は放射線治療などの進歩により、人工肛門を回避できるケースも増えています。
専門病院で十分な検査と治療を受けることが大切です。
大腸がんの手術はどの病院がいいですか?
大腸がんの治療は、症例数が多く治療に慣れている病院がお勧めです。
また、術後の定期的なフォローが必要となるため、通いやすい病院であることも重要なポイントです。
逆流性食道炎Q&A
逆流性食道炎とはどのような病気ですか?
逆流性食道炎は胃酸が胃から食道に逆流して、胸やけ、呑酸、喉の違和感などの症状を起こす病気です。
逆流性食道炎の症状は?
胸焼け、喉のつかえ、呑酸症状、げっぷ、吐き気、胸の痛み、胸が焼ける感じ、みぞおちの痛み、咳、声がかれるなどの症状があります。
げっぷは逆流性食道炎の症状ですか?
はい。げっぷは胃内の空気が食道にもどっている現象です。空気だけでなく、胃酸や食べ物が逆流して食道を傷つけている可能性があります。
喉の違和感でも逆流性食道炎の可能性がありますか?
はい。胃酸がのどまで逆流すると、のどの痛みや違和感を感じることがあります。
特に寝ている間に胃酸が逆流すると、明け方にのどの違和感や咳が出ることがあります。実際、耳鼻科で喉を見て、逆流性食道炎を疑われることも良くあります。
逆流性食道炎は胃カメラで分かりますか?
はい。胃カメラで食道粘膜の炎症やびらんを確認して、診断します。症状が軽くても胃カメラで確認することで、食道炎の重症度や、食道がんの併発がないか調べることが出来ます。
胸焼けがあるのに、胃カメラでは逆流性食道炎はないといわれました。なぜでしょうか?
胃カメラで食道粘膜に炎症がなくても、症状が出ることがあります。非びらん性食道胃逆流症といわれます。
当院では内視鏡専門医が確かな知識で、胃カメラ検査、診察を行っています。
逆流性食道炎の原因は?
代表的な原因は、食べ過ぎ、早食い、脂肪分の多い食事、アルコール、たばこ、肥満、夜遅い時間に食べる、食べてすぐに横になる、などがあります。
逆流性食道炎は治りますか?
生活習慣の改善と適切な治療で多くの方が症状改善します。
ただし生活習慣が乱れると再発しやすいため、継続的なケアが大切です。
逆流性食道炎ではどのような治療がありますか?
主に生活習慣の見直しと、薬物治療があります。
薬物治療では、主にPPIやPCABといわれる胃酸分泌を抑える薬を使います。
当院では消化器内科専門医が、原因と症状に合わせて、漢方薬や消化管運動促進薬なども処方しています。
逆流性食道炎では、どのような食事がいいですか?
まず大事なことは、食べ過ぎないこと、早食いしないこと、遅い時間に食べないことです。
食事の内容では、消化の悪い脂っこい食事や、アルコールは控えてください。胃酸分泌を促進するコーヒーやかんきつ類、炭酸飲料を控えて下さい。
逆流性食道炎では、どのようなことに気を付けたらいいですか?
食べ過ぎ、早食い、脂肪分の多い食事、アルコール、たばこ、肥満、夜遅い時間に食べる、食べてすぐに横になることは控えて下さい。また胃酸分泌を上げる柑橘類も控えて下さい。
胃酸逆流を予防する生活習慣はありますか?
早食い、食べ過ぎを避けること、脂っこい食事を控えること、遅い時間に食事をしないことが大切です。
また、適正体重を維持すること、便秘を避けることなども胃酸逆流の予防につながります。
薬を飲むと、どれくらいで良くなりますか?
胃酸逆流による症状の場合、胃薬で数日で症状が改善します。
逆に胃薬を2週間服用しても症状が改善しない場合は、胃酸以外の原因を考える必要があります。
当院では消化器内科専門医が、原因と症状に合わせて、漢方薬や消化管運動促進薬なども処方しています。
逆流性食道炎では、薬を飲み続けないといけませんか?
生活習慣の改善だけでも、逆流性食道炎が改善することがあります。
一方で、生活習慣の見直しや改善を行っているにも関わらず症状が持続する場合は、胃薬を飲み続ける必要があります。
逆流性食道炎は放置するとどうなりますか?
放置すると、慢性的な胸やけや食道潰瘍を起こすことがあります。
また、慢性炎症が原因で食道がんになる可能性があります。
バレット食道とは何ですか?
長時間の胃酸逆流により食道粘膜が変化する状態で、食道粘膜が胃粘膜に置き換わった状態です。
食道腺がんのリスクが高くなります。
このタイプの食道がんは欧米では多いのですが、日本ではまだ少なく、過度に心配する必要はありません。
ストレスと逆流性食道炎は関係ありますか?
はい。ストレスによって胃の動きが遅くなり、胃もたれや胃酸逆流がひどくなることがあります。
また、食道知覚過敏を起こし、少しの逆流でも症状を強く認める場合があります。
肥満と逆流性食道炎は関係ありますか?
はい。肥満で腹圧が上がると、胃酸が食道に逆流しやすくなります。
そのほかにも腹圧を上げる原因としては、便秘や前かがみの姿勢などがあります。
当院では消化器専門医が確かな知識で、診察を行っています。
妊娠中でも逆流性食道炎になりますか?
はい。妊娠による腹部の張りで胃が押し上げられるため、胸やけが起こりやすくなります。
薬の使用については、必ず医師と相談してください。























