日帰り大腸ポリープ
</span切除術の特徴
特徴1大腸カメラと同時に
ポリープ切除
当院では大腸ポリープの日帰り手術を行っております。
大腸カメラ検査の際にポリープが見つかった場合、内視鏡的に切除が必要かをその場で判断し、可能であれば検査と同時にポリープを切除します。
特徴2土曜日も手術可能
お仕事などで、平日の受診が難しいという方も少なくないかと思います。
当院では、そういった方々のため、土曜日にも大腸カメラ検査および大腸ポリープ切除を行っています。
特徴3専門医による確かな技術
と経験
大腸ポリープ切除は、日本消化器内視鏡学会専門医が行います。確かな技術、豊かな経験に基づいた、安全性の高いポリープ切除を行ってまいりますので、安心してご相談ください。
大腸ポリープとは
大腸ポリープは大きく2種類、腫瘍性とそれ以外のポリープ(非腫瘍性)に分けられます。
腫瘍性のポリープには良性(腺腫)と悪性(腺癌)があり、悪性のポリープがいわゆる「大腸がん」のことです。良性のポリープが大きくなるにつれて、大腸がんになる確率が高くなります。そこで良性のポリープのうちに切除することで、大腸がんになるリスクを軽減できます。
非腫瘍性のポリープには、おもに過形成ポリープと炎症性ポリープの2つがあり、これらは時間が経っても大腸がんになることはほとんどありません。
大腸ポリープ切除術について
大腸ポリープ切除術は、内視鏡を使った手術であり、まれではありますが以下のような併発症があります。
- 出血
- 穿孔(薄い大腸粘膜に穴があく)
大腸ポリープ切除後に異常が出た場合(大量の下血、激しい腹痛等)はすぐに当院へご連絡下さい。
万一、併発症が発生した場合は、最善の処置を取らせていただきます。
※ポリープの大きさや部位によっては、入院可能な病院での切除をお願いすることがあります。
ポリペクトミー
内視鏡の先端から、「スネア」という輪っか状の器具を出し、ポリープに引っ掛けて締め付け、高周波を流して焼き切ります。
高周波によって、切除と同時に止血ができます。
コールドポリペクトミー
高周波で焼き切るのではなく、スネアの締め付けによって切除する方法です。出血がありますが、その場で止血できますのでご安心ください。
手術後の炎症のリスクが少ない術式です。
内視鏡的粘膜切除術
隆起の少ない、平坦に近いポリープに対して行われる方法です。
粘膜の下に生理食塩水を注入し、ポリープに高さを出して、スネアによる締め付けと高周波で焼き切ります。
生理食塩水を注入していることから、熱が正常な組織にダメージを与えることを避けられます。
大腸ポリープ切除後の
日常生活について
切除後1週間は出血の可能性があると考えて、食事など日常生活についても注意が必要となります。
時間 | 安静度 | 食事 | 入浴 |
---|---|---|---|
検査当日 | 自宅にて安静 | おかゆやうどんなど | シャワー浴にする |
検査2日目 | 軽作業 (運動や重いものを持つなどは避ける) |
なるべく消化の良いものを取る | シャワー浴にする |
検査3日目~ | 平常にもどすが、激しい運動、出張、旅行は少なくとも1週間は控える | 平常にもどすが、暴飲暴食は避け、1週間はアルコールを控えた方が良い | 入浴してよいが長湯は避けるようにする |