こんにちは。大阪本町胃腸内視鏡クリニック院長の藤田です。
2004年大阪医療センターで研修を始めてから、約20年消化器内科医として研鑽を積んできました。勤務医時代には、多くのがん患者さんを診てきました。がんにかかると、患者さん自身の身体的、精神的、金銭的負担が非常に大きく、また患者さん自身だけでなく家族にも負担がかかります。一方、消化器がんは内視鏡をきちんと受けておくことで早期発見、早期治療が可能ながんです。早期であればあるほど、予後は改善します。
内視鏡検査を受けてこなかった患者さんから「以前の検査がしんどかったので億劫になって」「検査がしんどそうなので」「忙しいからついつい放置していた」と後悔の言葉をたくさん聞いてきました。ただ癌が見つかってから後悔しても時は戻ってきません。
「出来るだけ楽で正確で　スピーディーに検査出来る体制が必要だ」と思うようになりました。
内視鏡検査は如実に「技術の差」が出る領域です。専門医としての知識を習得することはもちろん、年間2000件を超える内視鏡検査で技術の向上を行い、出来るだけ楽に正確に検査を行うようにしています。また鎮静剤麻酔を使うことで、より楽に検査を受けていただけるような環境を整えています。
当法人は内視鏡検査に特化したクリニックとして、2016年森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニックを開業しました。年間3000人を超える多くの患者さんに検査を受けていただいており、2022年10月に当院は森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニックの分院として開業しました。
当院は「大阪から胃がん、大腸がんを撲滅する」をモットーに、日々楽で正確な内視鏡検査を心がけています。胃がん、大腸がんの早期発見、早期治療、そして予防のためには内視鏡検査が欠かせません。これからも出来るだけ多くの方に内視鏡検査を受けていただけるよう、内視鏡専門クリニックとして邁進していく所存です。

富士フイルム社製の内視鏡検査システム「LASEREO（レザリオ）」を導入しております。
2種類のレーザー光の照射が可能であり、粘膜の色の小さな変化を強調するLCI技術を搭載していることから、がんをはじめとする病変を、より早期に発見することができます。

当院では内視鏡AI画像診断支援システム「ELUXEO 7000」を導入しています。AI搭載内視鏡のメリットは、診断精度の向上と医師の負担軽減にあります。AIは、大量の画像データを基に病変を瞬時に識別・分類できるため、微細な病変や早期がんの見逃しを減少させます。特に、大腸ポリープや胃がんの検出においては高い精度を誇ります。また、AIのサポートにより、医師が短時間で適切な診断を行うことができ、手技時間の短縮や医師の集中力維持にも貢献します。さらに、AIが継続的に学習することで、診断精度は向上し続け、患者にとっても早期発見と治療の機会を増やします。

胃カメラ検査、大腸カメラ検査で使用した内視鏡専用の洗浄機(クリーントップ)を導入しています。
アルカリ性の洗浄液による有機物の除去、強酸性電解水による次亜塩素酸の産生がより確実な洗浄と消毒、滅菌を実現します。

GEヘルスケアジャパン社製の持ち運びが可能な超音波診断装置「Vscan Air CL」を導入しています。
大幅に画質が向上しており、完全ワイヤレスでスマートフォンやタブレットに画像を映し出すことが可能です。