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2026.03.23

健康診断で貧血と言われた方へ|原因と危険な病気・内視鏡検査の必要性

健康診断で「貧血」と言われた方へ

「たいしたことないから大丈夫」と、貧血を放置していませんか?

・疲れやすいけど年齢のせい

・女性だからよくあること

・症状がないから問題ない

このように考えてしまう方は少なくありません。

しかし、貧血は体からの重要なサインです。特に30代以降では、胃や大腸など消化管の病気が原因となっていることもあり、放置すると重大な病気を見逃す可能性があります。

本記事では、貧血の原因・考えられる病気・検査の必要性について、消化器専門医がわかりやすく解説します。


貧血とは?わかりやすく解説

貧血とは、血液中のヘモグロビン(酸素を運ぶ成分)が不足している状態です。ヘモグロビンが減ると、全身に酸素が十分に行き渡らず、さまざまな症状が現れます。

主な症状

  • ・疲れやすい
  • ・めまい・立ちくらみ
  • ・動悸・息切れ
  • ・顔色が悪い
  • ・集中力の低下

※軽度の場合は症状が出ないことも多く、健康診断で初めて発見されるケースが非常に多いです。


貧血の原因|4つのパターン

貧血は「赤血球を作る工場」に例えると理解しやすくなります。

① 材料不足

鉄やビタミン不足→ 鉄欠乏性貧血

② 工場の異常

骨髄の病気→ 再生不良性貧血・白血病など

③ 出血による喪失

体のどこかから出血している状態→ 消化管出血が重要

④ 赤血球の破壊

溶血性貧血


最も多い「鉄欠乏性貧血」とは

貧血の中で最も多いのが鉄欠乏性貧血です。鉄分の摂取量が少なかったり、鉄分の代謝が悪いと、血液を作ることができず貧血になります。

主な原因

  • ・月経(女性)
  • ・慢性胃炎
  • ・胃潰瘍・十二指腸潰瘍
  • ・大腸ポリープ・大腸がん
  • ・食事の偏り。、ダイエット

【重要】30代以降は「出血」を疑う

特に注意が必要なのは以下の方です。

  • ☑️男性
  • ☑️閉経後女性

この場合、👉 体のどこかで出血している可能性を必ず考える必要があります。その中でも特に重要なのが、胃や大腸などの消化管出血です。


貧血の原因となる消化器の病気

胃の病気

  • ・慢性胃炎
  • ・胃・十二指腸潰瘍
  • ・胃がん

慢性的な出血は自覚症状がないことも多く、気づかないうちに進行することがあります。また、ピロリ菌感染による慢性胃炎や自己免疫性胃炎は、鉄やビタミンの吸収障害を引き起こします。


大腸の病気

  • ・大腸ポリープ
  • ・大腸がん
  • ・潰瘍性大腸炎

特に注意したいのは、👉 血便がなくても大腸がんの可能性があるという点です。目に見えない微量出血が続き、貧血として現れることがあります。


なぜ内視鏡検査が必要なのか

貧血の原因が消化管にある場合、👉 目に見えない出血を直接確認する必要があります

胃カメラで分かること

  • ・慢性胃炎(萎縮性胃炎)
  • ・胃潰瘍
  • ・ピロリ菌感染
  • ・胃がん

大腸カメラで分かること

  • ・大腸ポリープ
  • ・大腸がん
  • ・炎症性腸疾患

さらに、👉 ポリープはその場で切除できることもありますつまり、検査と同時に治療が可能です。


貧血を放置するリスク

① 症状の悪化

  • ・強い倦怠感
  • ・日常生活への支障
  • ・心臓への負担(血液が薄いと、回転を早くして頻脈になり、心臓に負担をかけ心不全をきたすことがあります)

② 病気の見逃し

最も注意すべきは👉 がんの見逃しです。胃がん・大腸がんは初期症状がほとんどありません。貧血は、数少ない重要なサインのひとつです。


受診の目安

すぐ受診すべき方

  • ☑️健康診断で貧血を指摘された
  • ☑️男性または閉経後女性
  • ☑️急に貧血が悪化した
  • ☑️黒い便が出る

内視鏡検査を検討すべき方

  • ☑️原因不明の貧血
  • ☑️便潜血陽性
  • ☑️40歳以上
  • ☑️家族にがんの既往がある

よくある質問(FAQ)

Q. 女性の貧血は放置してもいい?

いいえ。月経による影響はありますが、消化管の病気が隠れている可能性もあります。

Q. 症状がなくても検査は必要?

必要です。症状がない段階で原因を調べることが重要です。

Q. 内視鏡検査は苦しい?

当院では鎮静剤を使用し、眠っている間に検査が終了します。

Q. 検査の頻度は?

異常がなければ1〜2年ごとが目安です。

Q. 貧血だけでがんの可能性はある?

あります。特に大腸がんは貧血のみで発見されるケースもあります。


まとめ|貧血は「体からの重要なサイン」

健康診断で貧血を指摘された場合、👉 「様子を見る」ではなく「原因を調べる」ことが重要です

特に以下の方は注意が必要です。
☑️男性
☑️閉経後女性
☑️原因不明の貧血

内視鏡検査は、原因の特定、がんの早期発見、大腸ポリープをその場で治療が可能な非常に重要な検査です。


当院での内視鏡検査について

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニックでは、

  • ☑️鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査
  • ☑️胃カメラ・大腸カメラ同日検査対応
  • ☑️内視鏡専門医による丁寧な診療

を行っております。

「ただの貧血」と思わず、将来の健康のために一度しっかり検査を受けてみませんか?お気軽にご相談ください。


著者情報

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長

川口医師

消化器内視鏡専門医として、胃がん・大腸がんの早期発見に注力。これまで多数の内視鏡検査・治療に従事し、「苦痛の少ない内視鏡」を理念に診療を行っている。

医療法人 幸生会について

当法人では「大阪から胃がん、 大腸がんを撲滅する」 と目標に掲げています。

消化器内視鏡専門医による高精度かつ苦痛の少ない内視鏡検査と診断によって、胃がんや大腸がんの早期発見と予防、撲滅を目指しています。

・胃がんの原因の多くはピロリ菌感染です。
・大腸がんの原因の多くは大腸ポリープ(腺腫)です。

つまり
・ピロリ菌の除菌治療をすることで胃がんの予防につながります。
・大腸ポリープを切除することで大腸がんの予防につながります。

当法人では ピロリ学会認定医、 内視鏡学会専門医が在籍しています。

 

JR森ノ宮駅直結、地下鉄森ノ宮駅から徒歩3分 ビエラ森ノ宮3階

胃カメラ・大腸カメラの予約はコチラ:https://junnavi.com/morinomiya-naishikyo/sindex.html

ホームページはコチラhttps://www.morinomiya-naishikyo.com

公式LINEはコチラ:https://page.line.me/245ubgqw

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