大腸ポリープとは?
大腸ポリープとは、大腸の内側(粘膜)にできる隆起性の病変の総称です。
大きさは数ミリ程度の小さなものから、数センチに及ぶものまでさまざまで、形状も平坦なもの、きのこ状のものなど多様です。
良性のものから、悪性つまり大腸がんであるものなど様々なものが含まれます。
多くの大腸ポリープは 自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに発生・増大します。そのため、健康診断や人間ドック、大腸内視鏡検査で偶然発見されるケースが非常に多いのが特徴です。
大腸ポリープはなぜできるのか(原因)
大腸ポリープの発生には、以下のような複数の要因が関与していると考えられています。
① 加齢
大腸ポリープは年齢とともに増加します。
特に 40歳以降 から発見率が高くなり、50歳以上では珍しい病変ではありません。
② 食生活の欧米化
脂肪分の多い食事、赤身肉や加工肉の過剰摂取、食物繊維の不足は、大腸ポリープのリスクを高めるとされています。
③ 生活習慣
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⚫︎喫煙
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⚫︎過度な飲酒
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⚫︎運動不足
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⚫︎肥満
これらも大腸ポリープ発生のリスク因子です。
④ 遺伝的要因
家族に大腸ポリープや大腸がんの既往がある方は、発生リスクが高くなることが知られています。
大腸ポリープの種類
大腸ポリープにはいくつかの種類があり、がん化の可能性 が大きく異なります。
腺腫性ポリープ(腺腫)
最も重要なのがこのタイプです。
腺腫は 将来的に大腸がんへ進行する可能性がある”前がん病変 ”とされています。
▶ 大腸がんの多くは「正常粘膜 → 腺腫 → がん」という経過をたどります。
過形成性ポリープ
ポリープの中で最も多く認められるのが、過形成ポリープです。がん化のリスクは低いとされますが、一部には注意が必要なタイプもあります。
炎症性ポリープ
炎症性腸疾患などに伴って発生します。通常はがん化のリスクは低いです。
SSAP/SSL
大腸にできる鋸歯状のポリープです。自覚症状はほとんどありませんが、放置すると大腸がんに進行する可能性があり、内視鏡での早期発見・切除が重要です。
そのほかにも、若年性ポリープや、過誤腫性ポリープなど様々なポリープがあります。
この中でも最も注意が必要なのが腺腫であり、それ以外の種類はがん化するリスクはあまりありません。
大腸ポリープの症状
多くの大腸ポリープは 無症状 です。
ただし、以下のような症状がみられることがあります。
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⚫︎血便
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⚫︎便潜血検査陽性
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⚫︎便秘や下痢が続く
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⚫︎便が細くなった
これらの症状がある場合、すでにポリープが大きくなっている、あるいはがん化している可能性もあるため、早急な検査が必要です。
大腸ポリープは放置しても大丈夫?
結論から言うと、ポリープの大きさや種類によって変わってきます。
特に注意が必要なのは腺腫です。腺腫性ポリープは、数年〜10年以上かけて徐々にがん化すると考えられています。
早期に発見し切除することで、大腸がんを予防できる のが最大のポイントです。
大腸ポリープの検査方法
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
大腸ポリープの診断において、最も確実な検査が 大腸内視鏡検査 です。
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ポリープの有無を直接確認できる
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大きさ・形・性状を詳細に観察できる
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その場で切除が可能
便潜血検査はあくまでスクリーニング検査であり、ポリープの有無を確定することはできません。
大腸CTも画像診断であり、また大腸の中には便があるため、小さなポリープは見分けるのが困難です。最近では、3D-CTを用いた大腸CTを備えた病院もあります。3D-CTは比較的小さなポリープでも発見することができ、また大腸カメラが何らかの理由で困難な場合でも検査が可能です。
ただし、大腸ポリープが疑われた場合に、切除可能な検査方法は大腸内視鏡検査のみです。
大腸ポリープの治療(内視鏡切除)
内視鏡的ポリープ切除とは
大腸内視鏡検査中に発見されたポリープは、その場で切除できることが多く、開腹手術は不要です。
代表的な切除方法には以下があります。
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⚫︎コールドポリペクトミー:10mm未満の小さなポリープに適応。通電せず切除するため、出血や穿孔などの合併症が少ない方法です。ただし大きなポリープや、茎があるポリープは切除することができません。
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⚫︎EMR(内視鏡的粘膜切除術):10〜20mm程度のポリープが対象。粘膜下注射後にスネアで切除します。
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⚫︎ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術):20mm以上やがん疑いの病変に適応。一括切除が可能で、正確な病理診断ができます。
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ポリープの大きさや形状に応じて最適な方法を選択します。
切除後の注意点
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当日は安静
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飲酒・激しい運動は数日控える
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医師の指示に従った食事制限
合併症としてまれに出血や穿孔が起こる可能性がありますが、適切な対応でほとんどが軽快します。
大腸ポリープ切除後も定期検査が重要
一度ポリープが見つかった方は、再発リスク が高いため、定期的な大腸内視鏡検査が推奨されます。
検査間隔は、ポリープの数、大きさ、病理結果によって異なります。
通常1〜3年でフォローすることが多いです。
当院の大腸内視鏡検査の特徴(CTA)
大阪本町胃腸内視鏡クリニックでは
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経験豊富な内視鏡専門医が検査を担当
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鎮静剤を使用し、苦痛の少ない検査
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ポリープ発見時は日帰り切除に対応
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大阪・本町駅近くでアクセス良好
こんな方はご相談ください
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40歳以上で一度も大腸内視鏡検査を受けたことがない
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便潜血検査で陽性を指摘された
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血便や便通異常がある
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家族に大腸がんの方がいる
当法人では「大阪から胃がん、 大腸がんを撲滅する」 と目標に掲げています。
森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック、大阪本町胃腸内視鏡クリニックともに、 胃カメラ大腸カメラを専門とする内視鏡クリニックです。 鎮静剤麻酔を使った楽な胃カメラ、大腸カメラを行っています。
消化器内視鏡専門医による高精度かつ苦痛の少ない内視鏡検査を通じて、胃がんや大腸がんの早期発見と予防を目指しています。
胃がんの原因の多くはピロリ菌感染です。大腸がんの原因の多くは大腸ポリープ(腺腫)です。
ピロリ菌の除菌治療をすることで胃がんの予防につながります。大腸ポリープを切除することで大腸がんの予防につながります。当法人では ピロリ学会認定、 内視鏡学会専門医が診断と治療に当たっています。
胃もたれ、胸焼け、腹痛、便秘や下痢、血便などの症状は、早期に内視鏡検査を受けることで深刻な病気の予防につながります。特に40歳以上の方には定期的な胃カメラや大腸カメラの受診をお勧めしています。
【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】
2016年に開業し、年間約4000件の内視鏡検査を行っています。
JR森ノ宮駅直結、地下鉄森ノ宮駅から徒歩3分 ビエラ森ノ宮3階
胃カメラ・大腸カメラの予約はコチラ:https://junnavi.com/morinomiya-naishikyo/sindex.html
ホームページ:https://www.morinomiya-naishikyo.com
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【大阪本町胃腸内視鏡クリニック】
2022年に開業し、年間4000件の内視鏡検査を行っています。
内視鏡検査や診察は全て完全予約制です。
胃カメラ・大腸カメラの予約はコチラ:https://junnavi.com/honmachi/











